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コロナ時代を生きる ネイルサロンが始めた“善意の試み”(静岡)

(以下が掲載内容です。現在この記事はYahoo!ニュースでは削除されています。)

新型コロナウイルスの感染拡大で、これまでの当たり前や常識が通用しない
新しい時代に突入しています。

悩みながらも前に進む人たちを「コロナ時代を生きる」で紹介していきます。
6月1日は、逆境の中で善意の試みを始めた浜松市のネイルサロン。
女性ならではの気づきから生まれたおしゃれのプレゼントです。

浜松市にあるネイルサロン「LUXXE(ラグゼ)」です。
<ビューティースマイルオーナー 高橋繁世さん>
「3密を控えるために、新規のお客様はすべてご案内をお断りさせていただいて
リピーターさんのみのご来店をお願いしました」

ネイルサロンは休業要請の対象外でしたが、1日に迎える客の人数を減らし
6人いる従業員の半分は自宅待機にしました。
ネイリストは、お客の手足に触れ、爪を彩る仕事です。在宅ワークというわけにはいきません。
それでも従業員の給料を100%守ろうと考えていた時、目に入ったのが
デザインの見本になる展示用のネイルチップでした。 <高橋繁世さん>
「流行が終わると捨ててしまうものなので、そのまま捨ててしまうのはもったいないなと」

初め、再利用して売ることも考えていた高橋さんは
ネイルチップを自宅待機中のネイリストにリメイクしてもらい
ガンで闘病中の女性にプレゼントすることにしました。
<高橋繁世さん>「抗がん剤治療の副作用で黒くなった爪に
なにかを付けたくなるというのは心理で働くから絶対喜ばれると思います
ということだったので、だったらすぐ送ります、ということでした」

熱心に取り組んでいるのは働き始めて3年目の鈴木保乃華さん(23)です。
<鈴木保乃華さん>「どうしてもパーツが錆びちゃったり汚れているものは捨てるので
ふぞろいなチップを埋めるようにデザインして作っています」

元々のデザインを生かしながら、左右の手
指に合うように足りないネイルチップを新たに作っていきます。
<鈴木保乃華さん>「(ブルーに金箔っていうのが映えますよね?)
ガン患者さんが使って下さるので、あまりクリアすぎちゃうと
(爪の黒さが)透けて見えてしまうので、透け感はそこまで出さないように作っています」
おしゃれでガン患者も使いやすいデザインにこだわります。
配色も考えて10枚そろえてワンセットです。
待機中のネイリストで約100セット作り
SNSで知り合った福岡市のガン患者の支援団体に贈りました。

がん患者支援団体NPO法人スマイルハート 橋口 絵里奈代表

「(直接)ネイルサロンにいけないじゃないですか。
無償で必要とされているがん患者さんの手元にいくというのは
本当にみんなが幸せになるハッピーサイクルを作れている、と実感しています」

鈴木 保乃華さん

「ネイリストでもネイルを通じてガン患者さんのために助けになることができるんだな
ということに気付けた。患者さんには、つけて元気になってほしい。
誰かのためになってるっていうのが大きい。自分も明るくなれる」

高橋 繁世さん

「もともと捨ててしまうものだったので、それが人の活力
元気になってもらえるものとして生まれ変われるのだったら
そっちの方が価値がある、というように感じましたね」

5月30日、店にようやく本来の風景が戻ってきました。
コロナでお客とのふれあいが減った時だからこそ、ネイルが幸せにできる人はまだたくさんいると
ネイルの可能性に気づくことができました。

\\YouTubeでも視聴可能です//

smile heart

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