ひとり一人の不安に寄り添う、スマイルハートの就労支援 仕事と治療の両立が難しい理由 現在、企業に対してがんに罹患した社員の雇用継続への配慮が努力義務として明記された改正がん対策基本法が成立し、働き方改革にも病気と治療の仕事の両立が掲げられるなど、企業側の支援体制は推進される傾向にあります。しかし、現状は職場の上司・同僚のがん治療やがん患者さんの就労に対する理解不足や制度が未整備などの理由で、仕事を継続することに対する不安を抱える患者さんも少なくありません。患者さんにとっての第一のハードルは、「助けを求める手を挙げること」なのです。 仕事と治療の両立に対する取り組み がんを含むいくつかの疾患は、医療技術の進歩により「長く付き合う病気」へと変化し、通院しながら就労できる方も増えています。しかし、疾患を抱える従業員に働く能力・意欲があっても、治療と仕事を両立する環境が十分に整っておらず、就業を継続したり、休職後に復帰するのが困難な状況にあります。厚生労働省では「事業場における治療と仕事の両立支援のためのガイドライン」を策定し、この問題に取り組んでいます。 両立支援コーディネーターとは 両立支援コーディネーターは、病気を抱えながらも、働く意欲・能力のある労働者が、仕事を理由として治療機会を逃すことなく、また治療の必要性を理由として職業生活の継続を妨げられることなく、適切な治療を受けながらいきいきと働き続けられる社会を目指すため、患者さん・医療機関・企業との間で情報共有をし、仲介や調整を担う役割のことです。 スマイルハートの就労支援 スマイルハートは、2020年12月に厚生労働省管轄の取り組みである「がん対策推進企業プロジェクト」の推進パートナー企業として登録され、同省委託事業で女性の経営幹部やリーダーが中心となり、企業のがん対策を牽引するプロジェクト「がん対策推進企業アクション女性会議『Working RIBBON』」にも参加しており、雇用者の視点も取り入れた対策の推進に取り組んでいます。 また、個人としては国家資格キャリアコンサルタント兼両立支援コーディネーターの資格を持つ代表橋口が、がんになっても自分らしく活き活きと社会で活躍するため、ひとり一人のニーズに合わせたオーダーメイドのサポートを行っています。初回カウンセリング60分無料で実施しておりますので、現在の仕事や将来のキャリアに不安な方はお問い合わせください。 就労支援のお問い合わせ FacebookかInstagramのDMで「就労支援希望」と明記の上、ご連絡ください。詳細は追ってご連絡差し上げます。原則3日以内に回答しておりますが、返信にお時間を頂戴する場合もございます。あらかじめご了承下さい。