2024年度夏インターン生のがん検診についてのアンケート結果
今回2024年度夏インターンシップにおいてインターン生に対して「がん検診無関心層(大学生)は何があればがん検診に行ってみたいと思うか?」・「福岡のがん検診率はどうやったら上がるのか?」という課題に対してのアンケートを実施しました。
今回のアンケート結果は福岡大学、福岡工業大学、福岡女学院の大学2年生1名、大学3年生12人の計13人のインターン生から出たアンケート結果を以下に示します。
無関心層(大学生)向けの案は計38件、福岡県の検診率向上案は計28件出ました。
無関心層(大学生)向けの案を見ると、特典やお菓子をサービスすることが最も効果的だと示している。この意見は主に献血から着想を得ており、献血だと終わった後にお菓子などがもらえるのでこれを楽しみに受診する人も多くなると考えました。次に多い出張検診や検診頻度の増加に関しても献血から着想を得ており、献血は博多駅、時には大学にも来ているので同様にがん検診も出張検診を行うことでお菓子の案と合わせて受診する人が増えると思います。SNSの活用、広告を付けるに関しては、スマイルハートもやっているInstagramやTiktokでの宣伝、受診した人の情報の拡散を狙った案です。広告に関しても、YoutubeやInstagram、Tiktok等の広告でがん検診について目や耳に残るような広告を出せれば受診する人は十分増加すると思います。そして、無料化やアニメなどのコラボは若者には効果的だと思います。社会人だと無料化は会社負担になるので厳しいかもしれませんが、大学だと申請すれば大学側が費用を負担してくれるところもあると思いました。アニメは、同じ医療系のアニメとして「はたらく細胞」というアニメがあり、このアニメの中にもがん細胞として細胞を擬人化してキャッチーにしてあるのでこのようにがんについてのアニメができると受診率も上がるのかなと思いました。
一部アンケートの回答をそのまま載せると
データや数字を織り込んで「生涯2人に1人は癌になります」や「手遅れになる前に」という不安を煽る文言で自分事のように考えてもらう。または、「ご家族は癌検診にいかれてますか?」などのような自分ではなく自分の身の周りの人に向けた発信をする。これは案外みんな自分のことは自分のことだからどうでもいいと思う人が多い印象があって、でも身の周りの大切な人の事を思ったら少しは考えてくれるのでは?と思いました。 |
このような案も出ました。生涯2人に1人は癌になると書いてあるがその中でも乳がんは9人に1人という現状です。このサイトを見た人ががんにならないためにもがん検診を受診してくれると幸いです。
続いて、福岡県の検診率向上案を見ると、一番に挙げられているのは義務化でやはり、大学生から見ると社会人は忙しいように見えるので時間がないと思い会社での義務化や39歳までに一度はがん検診を受けなければならないなどの案が出ました。同じ39歳までという点でいうと20歳から39歳までがん検診を無料にするという山形県で成功した案も出ました。次に多いインフルエンサーについては、「はじめしゃちょー」というYoutuberが河野大臣とコロナについて対談しているという例もあるのでやはり影響力が大きい人に啓発活動をしてもらうというのはとても効果的だと思います。 また既に義務化されている健康診断にがん検診を追加するという案も出ました。これもほとんど義務化と同じと考えるとやはり社会人に一番効果があるのは義務化だと思う。他には場所が分かりずらい、健康診断の後にパンフレットを配るという案も出ました。
こちらでも一部アンケートの結果をそのまま載せると
現在ソフトバンクが「ピンクフルデー」といったピンクリボン運動の取り組みを行っているが、去年は2日今年は3日と個人的に取り組みの日数が少ないように感じる。そのため年に1回ではなく2回、3回と回数を増やしたり、アビスパ福岡などほかのスポーツとのコラボを行ったりすることで少しでも検診率を上げる。 |
がんが発覚するきっかけ:健康診断(社会人だと会社で、学生は学校で)、体の違和感、自分で触って発覚(乳がん)が多い。→実際、私の母も健康診断のレントゲンで影が見つかって、さらに詳しく診断することを勧められて発覚した。→痛みが起こってからだと発見が遅いと思うので、毎年の健康診断の結果が大切だと思う。 |
このような案が出ました。ソフトバンクやスポーツとのコラボの案だったり、実際に健康診断の結果からがん検診を行いがんが発覚した事例も挙げられました。このようなこともあり乳がんは自分でもある程度セルフチェックできるので少しでも怪しいな、いつもと違うな、という違和感を感じたらがん検診にぜひ行きましょう。
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